第87回天皇杯東京都予選 学生系の部 1回戦
(対慶戦 7月19日 慶大グラウンド)
元日の国立競技場への切符をかけた初戦。立ち上がりに南木享のクロスを新田圭が折り返し、佐藤謙介がゴール。順調なスタートを切ったかに見えた。しかし、この日は30度を超える猛暑が待ち受けていた。照りつける日差しに、次第に集中力を奪われていく中大イレブン。慶大の攻撃を抑えることに手一杯の時間帯が続いた。そして前半20分。GK小野博信が抜け出してきた慶大MF大河を止めるがファウルの判定。PKを与え、同点に追いつかれる。これで慶大ペースをさらに加速させ、36分にはFW風間の逆転ゴールを許してしまう。 後半も、依然として慶大がゲームを支配。そこで佐藤監督は林容平と斎藤広野を投入。このさい配が見事に的中した。59分、斎藤のロングフィードに林がヘディングで合わせ同点に追いつく。63分には柴橋浩太が、65分には村田翔、そして71分には斎藤がそれぞれゴール。わずか12分で4得点という、リーグ戦と変わらぬ怒涛の攻撃力を見せ付けた。慶大も諦めず、繰り返し中大ゴールに迫るが、終了間際に1点を返すにとどまった。 2回戦までは中1日という強行日程だが、条件は相手も同じ。リーグ戦で初黒星を付けられた駒大相手なだけに、リベンジを果たして勝ち進みたい。
佐藤監督 「(先制した後は)ディフェンスライン低い位置で引いてて、慶應の選手が入ってきてたので、ライン上げてコンパクトにしてボールをとれるようにしようと指示した。真ん中からサイドへ、サイドから中へ、っていうパターンでやられることが多かったり、裏に飛び出されたりしてたので、ゾーンとマークの切り替えを明確にしようと。 (交代選手が活躍したが?)タイミングが良かった。慶應が落ちてるときとかみ合ったときの得点だった。暑さとの戦いには慣れていなくて厳しかった。慶應というよりは暑さにやられてしまった。でもそこで2失点に抑えてくれた。その中できちっと個人の仕事としてやることのミスが多かったので、修正や切り替えをしていかないと勝てない状況。 (次の試合に向けて)学生のトーナメントなので、どこが相手でも当面の敵となるところ。勝っていかなきゃいけない。そこで社会人と当たりたい」
林容平 「(投入前は)3点目取られそうだったところもあったけど2失点に抑えていたので、2失点ならまだいけると思っていた。出たら決めてやろうって思っていたし、決める自信もあった。ベンチで見てるときからスペースはあるなって思ってて、(投入後)いいボールがきたので入ってよかった。 (5月にはU19代表に招集されたが)ちゃんとリーグも観に来てくれて呼ばれたので、どの試合も結果残せば見てくれてる人はいる。同年代のプロ選手からも刺激を受けたし、負けたくない、大学生でもプロよりできるんだってとこを見せたい」
柴橋浩太 「(勝ち越しゴールの瞬間に中大応援席が盛り上がったが?)今季公式戦初ゴールだったので。試合出てるのに点決めてないのは自分だけだったので、みんな待ち遠しかったんだと思う」
斎藤広野 「失点くらった後に足止まってたので、雰囲気も悪かった。途中から入って結果残せてよかった。(交代後は)システムちょっと変わったので、それがいい感じに機能した。
(次に向けて)今ケガしてて、それで今日も途中からになっちゃったので、早く治してチームに貢献したい」
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